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勉強会

こんにちは、八女郡広川町のやました歯科の山下です。

先週の週末は歯科医師会のセミナーに参加しておりました。

特に昨日の「すれ違い咬合に対するアプローチ」と題された講演は興味深く勉強になりました。

すれ違い咬合とは、ある程度歯が残っているにも関わらず接触関係がない噛み合わせの事です。

ん〜、なかなかピンと来ないですね

例えばこういう噛み合わせの患者さんです。

すれ違い

奥歯が無いので噛み合わせがズレて前がみになっています。

これはすれ違いの一歩手前の噛み合わせです。

左奥に一本だけ残った奥歯がなくなると、かなり噛みにくくなります

他にも

IMG_1411

上の歯は9本程度のこっていて下の歯も8本程度残っていますが、

噛み合うのは前歯の5カ所ほどです。

噛み合う場所が4カ所以下になると噛む満足度がかなり低下するといわれています。

また、すれ違い咬合の患者さんは一生懸命治療をしても、すぐに治療がダメになってしまう傾向もあるそうです。

可能ならば、すれ違いになってしまう前に治療に入る事が出来るとうまくコントロールできることもあるとの事でした。

噛みにくいとかすぐに治療がダメになる方は、噛み合う場所が少なくなっていませんか?

今は異常がなくても、噛み合う場所がなくなると途端に噛みにくくなってしまう事があります。

心当たりがある方は歯科医院で見てもらいましょう。

自分が思っているよりも事態が進行している事があります。

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