神経の治療について その2
こんにちは。八女郡広川町のやました歯科の山下です。
今回も前回に引き続いて神経の治療について説明をしていきます。
虫歯が大きくて神経の治療になってしまった。。。
そんなときに歯科医師が使うのが、ファイルというものです。非常に細いヤスリですね。
口の中で使う物なので、滅菌パックに入っております。
根の先まで綺麗に掃除が出来ているか確認するのが、電気的根管長測定器です。
APEXというのが、根の先端を表しているのでここから大体1mm-1.5mm短いところまでを掃除することを目的としています。
レントゲンで確認するとこうなります。ファイルが根尖まで到達していますがこの状態ではストレートラインアクセスができてませんね汗
このあと、根管にガッタパーチャポイント(治療用のゴム)を充填して一段落になります。
しかし、根管充填が終わったからといって油断は出来ません。
この上にしっかりとした土台をいれないと、上部から細菌が漏洩して根の先に感染を起こします。
土台もしっかりとした物を入れましょう。
その話はまた次回に。
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