今週のボード
今週のボードは、歯にかかる重力のお話です。
ボードを見ていただいて分かる通り、歯ぎしりでは60~80㎏もの重力が歯にかかっていると言われております。
おおよそ大人1人分の体重と同じと考えたらすごい数値ですよね!
歯ぎしりにも色々なタイプがあり、原因も様々なようです。
(※ボードに記載している原因はごく一部です。他にも下記のような原因が考えられいます。)
精神的ストレス
もっとも多いのが精神的ストレスだといわれています。不安や心配といった潜在的なストレスを、食いしばり歯ぎしりによって発散させている、と考えられています。
噛み合わせ・歯並びの乱れ
歯並びが悪いことによって、自然と食いしばり・歯ぎしりが起きてしまうこともあります。詰め物が合わないために噛み合わせが悪くなってしまう場合もあります。
アルコールやカフェイン
飲酒や喫煙、あるいはカフェインの摂取過多によって食いしばり・歯ぎしりが起こりやすくなると言われています。
力仕事
重い物を持ち上げることが多い職業の方などに、無意識的な食いしばり・歯ぎしりが起こることがあります。
歯ぎしりによる影響としては以下のことがあげられます。
・肩こり、偏頭痛、アゴの疲れ、目の奥の痛みなどの原因となることがある。
・歯が削れたり、割れたりすることがある。
・歯科治療で入れたセラミックなどのクラウン(被せ物)が割れることがある。
・歯周病が進行しやすくなる可能性がある。
・顎関節症が悪化する可能性がある。
・横で寝ている人の迷惑になることがある。
・睡眠時無呼吸症候群との関連性が指摘されている。
歯ぎしり防止として、マウスピース(ナイトガード)というものがあります。
これは、夜眠っている時に装着して、歯を歯ぎしりから守るというものです。
ナイトガードは、保険適用で作製することができます。
歯ぎしりでお困りの方は、いつでもご相談ください。
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