★掲示中ボード★
現在、掲示中のボードのご案内です。
タイトルは、「妊娠とむし歯の深~い関係」です。
妊娠するとつわりで歯磨きがつらくなったり、食の好みがガラリと変わったり、一度に食べられないので間食が増えたりして、むし歯菌が喜ぶような変化がお口の中に起きやすいんです。
リスク① つわり
・歯ブラシを口に入れるとオエッとなりやすく、歯磨きが難しくなる
・歯磨き剤の味が苦手になると、歯磨き剤に入っているむし歯予防に有効なフッ素を利用できない
・お口に胃液が逆流し、強い酸に触れた歯の表面が溶けてしまう
リスク② 食の好みの変化
・甘い物が好きになると、むし歯菌の大好物、「砂糖」をたくさん取るようになる
・酸っぱい物が好きになると、強い酸が歯に触れる機会が増え、歯の表面が溶けやすくなる
リスク③ 間食
ちょこちょこ食べると、そのたびにむし歯菌はエサをもらえて大喜び。特に甘い物をよく食べるとむし歯になりやすくなる
リスク④ 唾液の減少
・妊娠による体の変化に伴って分泌量が減るため、唾液の粘り気が増し、お口の中が洗い流されにくくなる
・唾液が減ると、むし歯になりかかった歯を修復してくれる唾液の再石灰化作用が弱まってしまう
これらは、赤ちゃんのために自然に起きる変化ですから、むし歯になりやすいからといって止められるものではありません。
だからこそ、こんな時は歯科健診を受け大切な歯を守っていきましょう!
(参照:nico 2018年5月号 P10-P23 だいじょうぶかな?ちょっと気がかり。妊婦さんの歯科治療!)