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虫歯予防に、フッ化物濃度が高い歯磨き粉はどうでしょう?

みなさん、こんにちは。

八女郡広川町のやました歯科の山下です。

先日、このようなニュースがありました。

日本歯磨工業会の取り組み

これは、日本で初めて薬用歯磨きのフッ素濃度を1,000ppmから1,500ppmにまで引き上げた商品が承認されたというニュースです。

ソース元にもありますが、日本の歯磨剤のフッ素濃度は1,000ppmが上限となっていました。それを今回引き上げようということになったようです。

世界では1,000〜1,600ppm程度のフッ素濃度が多いようです。

新商品として出るのはこちら 共にフッ素濃度1,450ppm

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肝心なのはフッ素濃度が1,000ppmと1,500ppmとどちらが虫歯予防効果が高いのか?ということです。

ある研究では若年者で1,500ppm配合歯磨剤の方が1,000ppm配合歯磨剤よりも9,4%予防効果が高いとの結果が出ています。

出典;Twetman S, Axelsson S, Dahlgren H, Holm AK, Källestål C, Lagerlöf F, Lingström P, Mejàre I, Nordenram G, Norlund A, Petersson LG, Söder B. Caries-preventive effect of fluoride toothpaste: a systematic review. Acta Odontol Scand. 2003; 61: 347-55.

 

9,4%・・・・、どうなんでしょうか? 高いか低いかはその人の価値観次第のような数字ですが。

より高い虫歯予防効果を期待される方は使用してもいいかもしれませんね。

他にも1,000ppm配合の歯磨剤を専門家の管理下で使用すると予防効果が23,3%から31%にあがるという結果も示されています。

 

歯科疾患実態調査などを見ていると虫歯(う歯)は15歳以降から激増します。

次の表ではう歯のない者が15歳から30歳にかけて激減する(80.3%→8.6%)のがわかります。

まだまだ虫歯は減っていません。

虫歯のリスクが上がるそのような年代の方には歯磨き粉の種類を変えるだけではなく、

専門家に虫歯の予防法についてレクチャーを受けることもオススメします。

ちょうど広川町では20歳からの節目検診も始まりました!うまく活用してください。

 

※今回の歯磨き粉は6歳以下の子供には使用しないようにとの注意書きがあるようです。適正な量を守れば問題ないと個人的には思いますが、

子供に使う場合には自己責任です。

 

 
カテゴリー: 虫歯予防

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